というわけで。
他にもいっぱいいっぱい更新したりアップしたりしなきゃいけないことがいろいろあるんですけれど、とにかく、最新のニュースをアップします!だってみんなに聴いてもらいたいんだもん!
イタリアのジャズ雑誌『MUSICA JAZZ』るいるい特集号(とは言わんか^^;)が、ディスクユニオンに入荷しました。記事はもちろん全部イタリア語ですからちんぷんかんぷんなんですが、ルイが好きな人は絶対にこれを買い逃しては、いけまっせん!!!
なぜならば、前にもここで書いたけど、「全曲初収録」というゴージャス付録CDがついているからなのだ!詳細はこちらを見てね。
えー、まず表紙とCDジャケットについてですが。
来日公演をご覧になった方、ルイの人相が少々違うことにお気づきでしょうか。はいそうなんです。ちょっとルイがぽっちゃりしてます。去年はそうだったんです。(^^;)
私はJazz Magazineとかで見慣れていたので余り驚かなかったけれど、最近のルイの写真を見ていなかった方はびっくりするかも。
で、記事のほうは雑誌の後半12ページに渡ります。内容が読めないのですが(^^;)ルイの少年時代から現在に至る音楽歴が書かれているようですね。
記事中にいろいろ写真が載っています。"Danses et autres scenes"に続く「ルイのパパ」撮影ルイくんの写真(かわいいーのだ)ほか、カッコいい写真・かっちょ悪い写真・ちょと笑っちゃう写真・貴重な写真と、ミーハー的喜びも用意されています。
そして問題のCD。
くれぐれも、曲目を見て「既発表曲も入っているんだな」と早とちりしないように。
Acoustic Quartetは全部「ライヴ」だし、こないだ来日したトリオの "derniers regards" だって、CDとは別テイクが入っているんだから。
それにしてもそれにしても。
この、Acoustic Quartetのライブ(いつのだろう?もしかしたら98年12月アミアンのライヴ?)、凄すぎます。これを聴いてしまうと、ECMのアルバムがとても物足りなく響いてしまう・・・
Acoustic Quartetは、一応グループとしての活動は終了していて、ごくたまーにライヴをやっているだけらしいのね。
94年に東京で一度だけコンサートがあって、私は確かにその場にいて、とても感激したはずなんだけれども、それにしてもこんなに凄いグループを見ていたのだろうか?やっぱり数年のあいだに、大きな変化を遂げてきたんじゃないか、って思ってしまうのです。
「MUSICA JAZZのCDに入るAcoustic Quartetのライヴは、僕もほんとに気に入ってるよ。音もいいしねえ。君は東京で僕らが演ったの観たんだよね。どうだった?」
「凄くよかった。私、ライヴ観たときはまだディスク聴いてなかったんです。でも、ライヴのほうがディスクよりずっとずっと良かったと思う」
「それは当然だよ。いつだって、ディスクよりライヴのほうが良いに決まってるんだから」
ほんとに、そうなんだなーと思います。3月の来日公演を追っかけて、トリオの演奏が回を重ねるごとに変わっていくのを直に体験して、CDでは判らないことがたくさんあるんだな、と感じました。
そして、あまりにもディスクでしか聴いたことのないものが多いこと(エルンスト・ライセガーとのデュオ!これも強力な1曲です)、そしてディスクでさえ聴くことのできないプロジェクトもたくさんあることをふりかえると、なかなか複雑な気持ちにもなります。
気を取りなおして、えーもう1枚の新譜はポルトガルのレーベルから。これ、日本に入荷してるかどうかわかりません(入手に協力してくださった方、ありがとう!)。
「最近、ポルトガルのミュージシャンと一緒にやったCDが出たんだけど知ってる?」と聞かれて、知らないですーなにそれーと聞き返したらルイが妙に嬉しそうだったので(^^;)あまりつっこめなかったのですが、それがこのCDなのでした。
TELECTUっていうポルトガルのミュージシャン2人のユニット?が、ルイと、あらびっくりジャック・ベロカル!!!をゲストに招いた1995年のライヴだそうです。
音は、ベロカルが参加してることのほうが自然で、なんとなくルイの参加がちょっと不思議かも、という気はしますが、これはこれでけっこう面白いのよ。ベロカルとかジャン=フランソワ・ポーヴロスとか好きな人は気にいると思います。
あともう1枚、ブルターニュ地方のトラッド音楽をやっているクラリネット奏者のおじさんのCDにルイが1曲だけ参加してるのを見つけたのですが、曲数が多くてタイトルがブルトン語で入力が大変なので、データは次回にアップね。