夢みたいな11日間がおわって、やっと「るいるい日記」の再開です。
書きたいことは山ほどあるけれど、何よりも先に、ルイの「新作情報」を一通りお知らせします。
17/02/99でも書きましたが、ベルトラン・タヴェルニエ監督の映画 " Ca commence aujourd'hui " (it begins today) のオリジナル・サウンドトラックが、フランスではすでにリリースされています。映画も公開中。フランスの硬派な総合誌「ル・ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール」でも特集記事が組まれるなど、大きな話題になっているようです。(WEBもあるんだけどURL忘れた^^; www.nouvelobs.comだっけ?)
サントラは、 "DANSES ET AUTRES SCENES"にちょっと似てる感じ。ノスタルジックな美しいワルツを中心に、ブルース、かわいらしい室内楽、ぶんちゃかした行進曲、ごきげんなダンス・ナンバー(^^;)と、さまざまな色あいの曲が、ルイ自身が選んだという映画の台詞と交互に現れます。ライブで、ブルーノとルイのデュエットで演奏していた"Le Temps d'Apres"も、この映画のための曲なのでした。
こちらでも、某そっち系のレコードやさん(^^;)は既にオーダー済ということなので、近々入ってくるんじゃないかと思います。
いま、この映画の内容について、詳しくてとてもためになる文章を、日本語で読むことができます。いつもお世話になってますおフレンチ・ミュージック・クラブのツシマさん〜向風三郎さんの「今月のお題」がそれで、興味ある方は必読!1カ月限定の掲載ですから、読むならお早めに!ただし「ネタバレ」がありますので、予備知識なしで映画を観たい方(「日本でも公開すると思うよー」とルイは言ってました)はご注意ください。私自身は、この文章は映画を観るときの助けになっても、邪魔にはならない、と思うのですが。
次に、もうひとつ大注目の新譜情報があります。
といっても通常のアルバムではありません。イタリアのジャズ雑誌「MUSICA JAZZ」の
5月発売号でルイ・スクラヴィス特集が組まれ、ぬわなななななななんと!がおまけにつきます!
その内容といえば、驚くなかれ「ACOUSTIC QUARTET」のLIVE!!!Ernst Reijsegerとのデュオ・LIVE(もちろん、FMPのアルバム収録曲ではありません)!!!
そして新曲、既発表曲の別テイクなど、すべて、本当に初めてリリースされるものばかり!!!
「自分のディスクでも一番気に入ってるもののひとつになっちゃったよ。とにかく、ACOUSTIC QUARTETのライブが演奏も録音のクオリティも最高だし、他にもいいものばかり入ってるからねえ」とまで、ルイが言ってました。「MUSICA JAZZ」は、普段入荷しているお店には必ず入るはずですから、ファンの方にはマスト・アイテム!イタリア語にひるまないで(^^;)ゲットしよう!
そのあとの予定としては、今年の秋(9月らしい)にアルバムをレコーディングして、ECMレーベルからリリースします。メンバーは、今回のトリオのメンバーでもあるブルーノ・シュヴィヨンとフランソワ・メルヴィルに、チェロのヴァンサン・クルトワとトランペットのジャン=リュック・カポッツォを加えたクインテット。
さらに、アルド・ロマーノとアンリ・テクシェの「アフリカン・トリオ」でも、新作をレコーディングする予定があるそうです(またギ・ル・ケレクさんの写真集が付くのでしょうか?楽しみー)。
というわけで、来日公演は終わっちゃったけど、今年はこれからもたくさんいろんなルイが聴けるよ!