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第20回「Europa Jazz Festival du Mans」の全貌
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フランスのル・マン(とその周辺都市)で3月末から5月初めまで開かれていた、第20回「Europa Jazz Festival du Mans」ですが、プログラムが盛りだくさん!
ホームページを見ると、各ライブの写真と音が聴けるアイコンがついています。まだ工事中のようですが。
で、私は4月8日〜10日にスクラヴィスのツアーを追っかけたのですが、この終盤の豪華プログラムを眺めているとどーしてももう一度行きたくなり、4月29日〜30日の2日間、再びル・マン詣でをしてしまいました。そのうち、フランス関係のライブ満載だった29日についてご報告してみたいと思います。
1日にたくさんステージがありますが、正午、夕方、夜、の3部に分けて複数の会場で開かれるので、重なる心配はありません(ヒマな人は全部見れちゃう^^;)。夜の主会場は町外れにある修道院で、あとは町の中心にある教会と、現代的なホールを使っていました。
ル・マンといえばオートレースの町、ってことしか知りませんでしたが、12〜13世紀のカテドラルや修道院が残る、歴史ある町なんです(イギリスとの王家の縁も深い)。そういう町の歴史的建造物で聴く音楽は、独特の雰囲気が生まれてとても素晴らしいです。
多くのステージが、ジャズとも現代音楽ともつかないというか、即興、という呼び方でしかくくれないような気がするものでした。客席には、関係者も多かった気がするのですが、地元のお客さんが多数つめかけ、リラックスして楽しんでいる様子がとても印象に残りました。